これまで、
ブログのネタ探し、
キーワード選定、
ライバルチェック
記事タイトルの作り方
について、解説してきました。
続いては、いよいよ「記事作成」です。
アフィリエイトをやるうえで、記事作成はもっとも重要です。
そこで、じっくりと解説したいと思います。
記事を書くうえで障害となる 3 つの壁
稼げる記事を書くには、3 つの壁を 乗り越えなければなりません。
・読まない
・信じない
・行動しない
これはセールスマーケティングの教科書に必ず書かれていることです。
一生懸命書いた記事がそもそも読まれていない。
読んでもらえたとしても信じてもらえない。
しかも、
読んでもらえて信じてもらえたとしても、行動してもらえなければ、報酬を得られない。
この 3 つの壁を乗り越えない限り、 アフィリエイトで稼ぐことはできません。
一見大変そうですが、ノウハウさえ身につければ、あなたにもできます。
稼いでいるアフィリエイターはみんなこの壁を乗り越えています。
そこで、その方法を解説したいと思います。
3 つの壁その1「読まない」
読者は基本的に記事は読みません。
あなたの記事に行き着いたとしても、目で追うだけ。
「これは読む必要ないな」と、読者に思われたが最後、すぐにページを閉じられてしまいます。
そうならないためにはどうすればいいのか?
書き出しで自分に必要だと思わせる
読者に記事を読んでもらうためには、
冒頭で「この記事は自分に必要だ」と思わせる必要があります。
たとえば、
「ダイエット リバウンド」というキーワードで記事を書く場合、
「頑張ってダイエットしたのに、リバウンドしてしまったというアナタ」
書き出しで読者に自分のことだと思わせることで読み進めてもらえます。
読者に親近感を与える
次に、大事なのは「親近感」です。
先の記事であれば、
「頑張ってダイエットしたのに、リバウンドしてしまったというアナタ」
この書き出しに続けて、
「よくわかります。実はわたしもそうでした」と、書きます。
すると、読者はあなたに親近感を持ちます。
解決法を提示する
読者に親近感を持ってもらったら、すぐに解決法を提示しましょう。
このとき余計なことを書いていけません。
読者に答えを提示してください。
たとえば、先の例では、
「じつはリバウンドする原因は○○にあるんです」
そして、○○についての説明に入っていく。
こうすることによって、読者は記事を読んでくれます。
自分に必要だと思わせる
↓
親近感を与える
↓
解決策を提示する
記事はこの順番で書きましょう。
文章はできるだけ短くまとめる
本文が読みにくいと読者は去って行きます。
たとえば、以下の文章。
———————————————————————————————————–
脳は、体重の減少を「生命の危機」と捉えて抵抗し ようとするため、『痩せよう』と「意識」すると、 「潜在意識」から「落とさないで!」というシグナ ルが出るので、リバウンドの原因となります。
———————————————————————————————————–
どうですか?
めちゃくちゃ読みにくいですね。
一文が長く改行もないので、
読んでいて疲れます。
では、以下の文章はどうでしょうか?
————————————————————-
リバウンドの原因は脳にあります。
脳は体重が減ると、
「生命の危機」と捉えます。
そのため、『痩せよう』と「意識」すると、
「潜在意識」から「落とさないで!」 というシグナルを出すのです。
————————————————————-
短い文章に改行と空白を入れることで 一気に読みやすくなったはずです。
画像を使って読み手を疲れさせないようにする
どんなにわかりやすい文章書いても、長文となると、読者は疲れてしまいます。
そこで、効果的なのが、文章の間に画像をはさむことです。
無料で使える写真やイラストサイトがたくさんあるので、どんどん利用しちゃいましょう。
記事は結論を先に書く
読者はムダな時間は使いたくありません。
そのため知りたいことが書かれていないと思うと、すぐに読むのを止めてしまいます。
そうならないためには、「結論を先に書く」必要があります。
・結論は~~~~
・なぜなら~~~~
記事は常にこのパターンで書きましょう。
読者に疑問を投げかける
読者は基本的に記事を読みませんが、疑問を投げかけられると、真剣に読んでしまうときがあります。
たとえば、文中に、
「がん保険は加入する必要ありません。
なぜだかわかりますか?」
という言葉があったとします。
すると、
えっ、なんで?
と、思わず目をとめてしまいますよね。
このように、
あえて読者の頭を働かせることで、
記事を真剣に読んでもらえることができるのです。
3 つの壁その2「信じない」
読者は基本的には記事を信じません。
それをわかったうえで、文章を書く必要があります。
では、どうすれば信じてもらえるのか?
書き手の人間性がわかるように書く
人に信用してもらうには、まず共感してもらう必要があります。
共感は人の感情を動かします。
読者の共感を得るためには、書き手であるあなたの人間性を出すこと。
読者が「信じない」のは、あなたことを知らないからです。
あなたの人となりを伝えるのに効果的なのが、「体験談」です。
どんな人でどんな考えをもつのか?
記事の中に自らの体験を入れることで、読者との距離はぐっと縮まります。
これによって、読者の不信感が払拭され、あなたを信用してくれようになります。
正直に嘘を書かないことを心がける
アフィリエイトでは、その商品を売らんとするあまり、ついついいいことばかり書いてしまいます。
これは絶対に避けましょう。
読者はとても敏感です。
少しでも売ろうとする姿勢が見えると、不信感を持ちます。
これを避けるには、嘘を書かないこと。
常に正直であろうと心がけること。
アフィリエイトする場合、一番良いのは、実際に自分が買ったものについて、
良かった点、悪かった点を正直に書く。
もし、買っていない商品を記事にする場合は、徹底してレビューを調べましょう。
これを徹底的に読み込んで、不満もきっちりと記事にする。
できれば量販店に行って、店員に評判を聞く。
そうすることで、読者の信頼を得る記事が書けるようになります。
この人の書くことは面白いと思わせる
これは少々難易度が上がりますが、有効的なやり方です。
この人面白いな。
人はそう思うと、相手に心を開きます。
じゃあどうすればいいのか?
笑える失敗談を赤裸々に書く。
これは信用を得るうえで、効果的な手法です。
ただし、失敗談は暗く書いてはいけません。
あくまでも明るく笑って話すように書く。
たとえば、子育て主婦の失敗あるある。
紙おむつを洗濯機に入れて、洗っちゃった。
これをやると、洗濯物が吸水ポリマーまみれになり、片付けがとっても大変です。
そんな失敗談を明るく書きつつ、洗濯機を掃除する方法を記事にする。
そうすることで、信用されやすくなります。
えっ、失敗ネタなんて、そんなには見つからない?
大丈夫です。
ネットで「主婦あるある 失敗」で 検索してみてください。
ずらっと失敗ネタが出てきますから。
実際、男の僕もそうやって調べました(笑。
ただ、そのままパクるのはダメですよ。
記事を書くときは自分の言葉で書いてください。
権威のある人の口を借りる
人は専門家など権威のある人の話は信用します。
たとえば、
先に紹介した「ダイエット リバウンド」
記事を書くときは、自分の体験だけでなく、専門家の研究結果をリサーチして、引用することで、より信用度が上がります。
他にも、有名な芸能人やスポーツ選手の体験談ネタを探し出して、記事に引用するというのもいい方法です。
たとえば、
若い女性に大人気のモデル○○は、体重管理に△△を使っているそうです。
みたいな感じで書きます。
ただし、芸能人系のネタは、場合によっては宣伝臭くなることがよくあるので、そこは注意してください。
3 つの壁その3「行動しない」
「読まない」「信じない」という壁を突破しても、最大の壁が待ち受けています。
それが「行動しない」という壁です。
記事をどんなに読まれても信用されても、読者が購買というアクションを起こさない限り、アフィリエイト収入はあなたに入ってきません。
では、行動してもらうにはどうすればいいのか?
行動するための理由を提示する
人は行動することに臆病な生き物です。
失敗したらどうしよう?
期待はずれだったらどうしよう?
だまされたらどうしよう?
いろんな理由をつけて、行動を起こさないようにします。
こうしたマインドブロックをはずすのに必要なのが「理由付け」です。
たとえば、
・今この商品を買わないともう二度と手に入らないかもしれない
・キャンペーン価格は今だけで、今後値上がりするかもしれない
今、行動しないと損する。
その理由を提示されると、人は買わずにいられなくなります。
読み手に危機感を与える
人は危機感を与えられることで行動せざるを得なくなります。
たとえば、サプリメントを売りたい場合、
「今の食生活を続けていると、
命を脅かす病を患うことになります」
「○○の栄養素が不足している人は長生きできないという研究結果があります」
読者に不安を与えることで、行動させるという手法です。
もちろん、嘘はダメですよ。
きちんとしたデータを調べた上で、「読者に健康になってもらいたい」という想いを込めて書く必要があります。
この人は自分の事を心配してくれている。
それをどこまで伝えられるか?
それが人に行動してもらう鍵となります。
バラ色の未来を提示する
これは商品購入の最後の一押しとして、とても重要な要素です。
この商品を買ったら、どんな明るい未来が待っているのか?
それが想像できるように、できるだけ具体的に書きます。
たとえば、ダイエット商品なら、
「今より 10kg やせてあなたが望む 理想のボディになれます」
これだと弱いです。
「あなたはもう水着になることをためらうことはなくなります。
まばゆいばかりのスリムなボディを手に入れて、夏の浜辺で彼の視線を釘付けにしちゃいましょう」
どうですか?
幸せな未来の情景が浮かんできませんか?
このように具体的な未来を書くことで、「買う!」という行動をしてもらうことができるのです。
記事はテンプレート化することでスラスラ書ける
記事を楽に書くうえで、有効なのが型を決めて、テンプレート化しちゃうことです。
そして、それぞれのパーツごとにあてはめて順番に記事を書く。
これをやることで、
記事作成で手が止まるということはなくなります。
では、具体的に解説しましょう。
基本的な記事構成
記事を書く時には、
以下の順番で書いていきます。
■記事タイトル
↓↓↓
■書き出し
・読者の悩みを明確にする
・解決できることを伝える
・記事の結論を提示する
↓↓↓
■本文
・この記事で訴えたいこと
・訴えたい理由
・それが正しい根拠
・正しいことを示す具体例
本文にはそれぞれ中見出しを付けて
書くのが記事の鉄則です。
↓↓↓
■まとめ
・本文で書ききれなかったこと
・読者に取って欲しい行動
(アフィリエイトリンクや関連記事への誘導)
以上がブログを書く場合の記事の型です。
では、次に読者を飽きさせない文章の書き方です。
文章を書く時は音楽を意識する
良い文章は良い音楽に似ています。
良い音楽は聴いていて心地いいですよね。
イントロで引き込まれたり、サビで楽しくなったり。
良い文章も同じです。
そこで、まず意識する必要があるのが、リズムです。
たとえば、こんな記事。
「最近は電子マネーが流行っています。
電子マネーはとにかく便利です。
簡単に使えてポイントまで付きます。
使わないと絶対に損です」
その通りなんですが、何か文章が単調でのっぺりしていて、
つまらないですね。
これを解消するには、
文章にリズムを付けます。
「電子マネー、みんな使ってるよね。
そりゃそうだよ。だってチョー便利だもん。
簡単だし、ポイントまで付いちゃう。
使わないなんて絶対に損!ありえないわ」
ちょっと若者寄りの文体になってしまいましたが、一気にポップな感じの文章になりましたよね。
このように語尾を変えることで、文章がリズミカルになり、躍動感が出ます。
また、文章にリズムを付けるときはリフレインも有効です。
たとえば、
「絶対におすすめです」
これを、
「絶対、絶対に、おすすめ!絶対だよ!」
このようにリズムを付けて、
言葉を繰り返すことでより気持ちが伝わります。
文章を書くときは、音楽をイメージする。
これを常に意識することで読まれやすくなります。
文章はビジュアルを認識すべし
文章は文字の羅列ではありません。
特に、日本語はアルファベットだけの
英語と違い、多様な文字を使うことができます。
ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字……
これを上手く使い分けることで、
ビジュアルに訴えることができます。
たとえば、
「記事を書く事が辛い」
これを以下のように変えます。
「記事を書くことがツライ」
漢字の一部をひらがなやカタカナに変えるだけでも、
見た目が違ってきますよね。
さらに、「ツライ」を「ツ・ラ・イ…」と書くと、より雰囲気が伝わります。
「記事を書くことがツ・ラ・イ」
他にも、人気バンドの例で言うと、「SEKAI NO OWARI」
当初は「世界の終わり」でしたが、ローマ字に表記に変えたそうです。
ビジュアル的な効果がうまく出ていて、すごく良いバンド名だと思いません?
余談ですが、
「SEKAI NO OWARI」という表記には、「NO WAR(戦争反対)」が隠されているとか。
しかも、ファーストアルバム「EARTH」の ジャケット写真では、「NO WAR」の部分だけ 色がついているという凝りようです。
文章はたとえで一気に面白くなる!
たとえをうまく使うと、文章は一気に面白くなります。
その能力が高いのがお笑い芸人です。
なかでも、例えツッコミの名手と言われるのが、
フットボールアワーの後藤輝基さんです。
そんな彼の例えツッコミで笑ったのが、
南海キャンディーズのしずちゃんに、
「四捨五入したらオスですよ!」
男っぽいことを「四捨五入」という算数用語を使ってたとえる。
ブログでこんな例え表現が使えれば、読者を面白がらせる記事になります。
これはなかなか高度な技術ですが、意識することである程度は書けるようになります。
たとえば、こんな感じ……
「記事を書くなら、その前に必ずリサーチ。
これをやらないと、餡子の入ってないたい焼きみたいなスカスカの記事になります。
そんなもん、誰が食うか!」
たとえを考えるクセを付けると面白い記事が書けるようになります。
おわりに
記事作成について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
記事を書くうえで、一番大事なのは、「わかりやすいこと」です。
最低限これさえ意識すれば、あなたの記事力は間違いなくアップします。
自分はわかりやすい記事を書いているか?
これを常に考えながら、執筆にあたってください。