WordPress(ワードプレス)ブログで稼ぐ手段として、 アフィリエイトとともに人気が高いのがグーグルアドセンスです。
アドセンス審査に通過すれば、ブログにグーグルが提供する広告を掲載することができます。
アドセンスが優れているのは、広告がクリックされただけで、報酬を得られること。
1 クリック数十円から数百円の収入になるため、ブログにアクセスを 集めることができさえすれば、パートやアルバイトの収入を超えることも可能です。
月 50 万円以上をアドセンスで稼ぐ人も少なくなくありません。 ただし、収入を得る敷居が低い分、年々審査が厳しくなっています。
そこで、この記事では、グーグルアドセンスの審査に合格する方法をわかりやすく解説したいと思います。
グーグルアドセンスの審査
グーグルアドセンスの審査基準は、一言で言えば、 Google が 「広告を掲載するのにふさわしい Web サイトかどうか?」です。
どんなにアクセスを集める人気サイトでも、誹謗中傷や反社会的な記事が掲載されていれば、ふさわしくないサイトと判断されて、審査には通りません。
そのため、Google は事前にサイトを審査して、広告掲載に適して いるかどうかを判断するのです。
グーグルアドセンス審査に通りやすいブログとは?
グーグルアドセンス審査に通るためには、訪問ユーザーの役に立つ内容が書かれているブログである必要があります。
ユーザーの役に立つサイトとは、
・ユーザーの悩みや疑問を解決する
・ユーザーが知らなかった情報がある
・独自性のある記事が掲載されている
この 3 つの条件を満たす必要があります。
ただし、これらの条件を満たしても、審査で不合格になる場合もあります。
グーグルアドセンス審査に通らないブログとは?
グーグルは広告掲載にあたって独自のポリシーを定めています。
以下のような記事はポリシー違反となります。
・成人(アダルト)向け ・特定の団体や個人を誹謗中傷する内容
・コピーコンテンツ
・法律に違反している内容(詐欺など)
・アルコールやタバコ、ドラッグなどを勧める内容 ・暴力的な内容
・ギャンブルを促す内容
詳しくは→ Google AdSense ポリシー
あいまいな内容のため、知らないうちに規約に違反するケースもよくあります。
なかでも、違反者がよくやってしまうのが、事件や事故に関する記事です。
これらはユーザーの関心が高く、当たれば膨大な数のアクセスが集まります。
たとえば、犯人の顔画像を別のサイトから無断で借用し、自分のブログに貼り付けるといった行為は完全に NG です。
いくら犯罪者だったとしても悪口を書き連ねるのも厳禁です。
こうした記事を書くと、せっかくアドセンスアカウントを取得しても剥奪されることがあるので、要注意です。
アカウントを剥奪されると、いくら稼いでいても報酬の支払いは停止され、二度とアドセンスを取得することができなくなります。
読者や広告スポンサーが不快に感じる記事は絶対に書かない。
アドセンスをやる上で、これは必ず守ってください。
アドセンス審査に出す前にやっておくべきこと
グーグルアドセンスの審査は記事だけでなく、ブログに必要事項が明記されているかも見られます。
審査に出すブログは以下の条件を満たしている必要があります。
独自ドメインのブログであること
かつては無料ブログといわれるサービスで作ったサイトでもアドセンス審査に合格していました。
しかし今は、独自ドメインでないと審査に合格できません。
必ずレンタルサーバーに独自ドメインで作ったブログを審査に出しましょう。
ブログに必要事項が記載されていること
アドセンス審査を通過するには、ブログに必要事項を記載しておく必要があります。
・運営者情報ページ
・問い合わせページ
・プライバシーポリシーページ
ブログの信頼性を高めるために、運営者情報、問い合わせ先、プライバシーポリシーページを用意しましょう。
ブログの内容に問題がある場合に、連絡が取れる手段があるとブログの信頼性が高まります。
詳しくは→ アドセンスプライバシーポリシー
一定の記事数があること
アドセンス審査では、記事の内容が審査されますので、一定の記事数がある必要があります。
最低でも 10 記事、できれば 30 記事くらい書いてから審査に 出すようにしましょう。
アドセンス審査に出す方法
事前の準備が終わったら、いよいよアドセンス審査の申請です。
順番に説明していきます。
グーグルアカウントの取得
アドセンス審査に出すには、グーグルアカウントが必要です。
持っていない人は取得しましょう。
グーグルアカウントの作成
すでにアカウントを取得している場合は、ログインしてください。
グーグルアドセンス公式ページにアクセス
次に、グーグルアドセンスの公式ページに行きます。
「ご利用開始」をクリック。
「ブログ URL」と「Gmai アドレス」を入力。
「メールを受け取る」にチェックを入れて、「保存して次へ」をクリックしてください。
「国または地域を選択」から「日本」を選びます。
利用規約を読んで、問題なければチェックボックスにチェックを入れて、「アカウントを作成」をクリックしてください。
「お客様情報」を入力します。
グーグルアカウントで、住所などを設定している場合は、そちらが表示されます。
入力が終わったら、「送信」をクリック。
ブログにアドセンス広告コードを貼り付け
コピーボタンをクリックしてアドセンスのコードをコピーします。
次に、コピーしたコードをブログに貼り付けます。
ここでは、無料テーマ Cocoon で説明します。
管理画面→Cocoon設定→アクセス解析・認証
画面を下にスクロール。
「変更をまとめて保存」ボタンをクリックします。
これでCocoon側の設定は完了です。
審査用コードの貼り付けがうまく行かないときは、
Cocoonのフォーラムをご参照ください。
あとはアドセンスのホームページにログインして「審査中」の表示を確認できれば、審査の申し込みは完了です。
審査が完了し合格したら「おめでとうメール」が届きます。
アドセンスに合格したらいよいよブログに広告を設置します。
次に、アドセンスにログインして表示したい広告の種類を選びます。
広告タグを取得して、表示された広告コードをコピーします。
次はCocoonの設定を行います。
ダッシュボードのCocoon設定から「広告」タブを選択します。
アドセンス設定の広告コードに先ほどコピーした広告コードを貼り付けます。
「審査用コード」はそのまま自動広告の「広告コード」として利用できますが、間違いを防ぐため新たに広告用コードを取得し、審査用コードは削除しておきましょう。
アドセンス審査に通らなかった場合
アドセンス審査は最短で 1 日、長い場合 2 週間から 1 ヶ月かかる こともあります。
審査に通らなかった場合は、利用要件を満たしていない理由がメールで送られてきます。
特に多い理由が「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)」というものです。
この通知を受け取った場合は。「読者に役立つ記事」「独自性のある記事」という点をもう一度見直して、新規記事を書いたり、記事のリライトをして再審査に出してください。
再申請に出すまでの期間に決まりはありませんが、短期間に何度も出すと、機械的に不承認にされることがあります。
そのため、再審査は少なくとも 1 週間は期間をあけて申請する ことをおすすめします。
アドセンス審査はこのところ非常に厳しくなっていて、5 回、 10 回落ちるのはザラで、30 回以上落ちたという人もいます。
たとえ何度か落ちても諦めずに良い記事を書くようにしましょう。
そうすれば必ず「合格」の知らせが来るはずです。
おわりに
ということで、グーグルアドセンス審査についてご紹介しました。
アドセンスはブログで稼ぐうえで、ぜひとも利用したい手法です。
今はアドセンスブログを始める人が急激に増えているため、
審査はどんどん厳しくなる傾向があります。
合格するには、読者に喜ばれる「良い記事を書く」こと。
そのことを肝に銘じて、頑張ってブログを作ってください。