ブログを書いていると、リライトは大事だという話をよく聞きますよね。
リライトとは、記事を修正してより良いものにすることです。
しかし、頭では理解できても、具体的にどうやればいいの?
そう思う人は多いのではないでしょうか?
そもそもリライトと言ってもどこまでやればいいのか?
どれくらい書き直せばいいのか?
確かに、リライトはうまくやれば検索順位が上がり、アクセスアップにつながります。
ですが、やり方を間違えると、全く効果がないばかりか逆に順位を落としてしまうこともあります。
そこで、効果のあるリライト方法を紹介したいと思います。
リライトはなぜ必要なのか?
記事は書けば書くほどうまくなるものです。
たいていの人は昔書いた記事を読み直すと、直したいところがたくさん見つかるはずです。
そうした記事は、少しリライトしただけで、検索順位が上がり、アクセスも増えたということもあります。
むしろ新しい記事を書くより効率がいいなんてこともあるわけです。
しかし、一つ一つ直していたらきりがありません。
新しい記事を書く時間もなくなります。
そうなると重要になってくるのは、
・いつリライトすべきか?
・リライトすべき記事とは?
この見極めが必要になります。
いつリライトをすべきか?
記事を公開して1ヶ月経つのにアクセスがない。
そういうことはよくあります。
こんなときはリライトした方がいいのか?
答えはNOです。
狙いが当たったトレンド記事でもない限り、1カ月程度で検索順位が上位になることはほとんどありません。
通常は3カ月、半年という期間が必要です。
何とか順位を上げたい気持ちはわかりますが、この段階でリライトしてもまず効果はないと考えてください。
そもそも書いてまもない記事がリライトの対象であるかもわかりません。
それを知るにはデータと分析が必須なのです。
では、どうやってリライトの対象記事を見つけるのか?
リライトすべき記事とは?
リライトの対象とすべき記事は、
・掲載順位が高いのにクリック率が低い記事
・掲載順位が低いのに表示回数が多い記事
この2つです。
これを知るにはサーチコンソールを使います。
サーチコンソールを使えば、
読者が検索したキーワードで表示回数と掲載順位がわかります。
掲載順位が高いのにクリック率が低い記事
掲載順位が高いのにクリック率が低い記事を知るには、キーワードを掲載順位で並び替えます。
そして、クリック数を調べます。
掲載順位に反してクリックされていない記事を見つけたら、その記事はリライト対象です。
対策としては、記事タイトルを見直すこと。
クリックしたくなるようなタイトルに変更しましょう。
この時注意したいのは、キーワードは残しておくこと。
検索キーワードを残したまま魅力的なタイトルにするようにしましょう。
また、タイトルの変更はまれに掲載順位が落ちることがあるので、注意してください。
ただキーワードをきちんと入れていれば、ほとんどの場合、順位は復活するようです。
掲載順位が低いのに表示回数が多い記事
掲載順位が低いのに表示回数が多い記事を知るには、表示回数で並び替えます。
表示回数が多いのに掲載順位が低いのは、検索上位表示の記事にユーザーが求めている内容がないことが原因だと考えられます。
調べてみると、「この記事にこのキーワードは入っていないな」ということがあります。
そういう場合は、検索キーワードに合わせて記事を追加することで検索順位が上がることがよくあります。
リライトで書くべきこと
一口にリライトと言っても、何を書いていいかわからないということがありますね。
そのときはサーチコンソールに表示されているキーワードで実際に検索してください。
そして、1ページ目に表示された記事を読んで、ライバルが何を書いているのかを調べましょう。
すると、自分は書いてなかったということが見つかるはずなので、足りない部分を書き加えていきます。
もちろん、コピペは禁物ですよ。
記事の評価を下げることになるので、必ず自分の言葉で書いて下さい。
オリジナルの体験談を書き足す
ライバルの記事と自分の記事を差別化するには体験談が有効です。
たとえ自分で体験していなくても、検索すれば他の人の体験談は見つかります。
それを自分の言葉で感想を交えて書くことで、オリジナリティのある記事になります。
内部リンクを貼る
ある程度記事数が増えてくると、すでに書いている記事の中には関連性のあるものが見つかるはずです。
そんな記事を見つけたら内部リンクでつなげましょう。
内部リンクは一定のSEO効果がありますので、リンクできる記事を見つけてつなげましょう。そ
最新情報に書き換える
リライト対象記事には古い情報が含まれていることがあります。
たとえば、商品紹介記事であれば、値段が変わっていたり、最新機種が出ていることがあります。
そういう場合は最新情報に書き換えるようにしましょう。
リライトの効果を確認する
リライトした記事は効果があったかどうかを確認しましょう。
クリック数、表示回数、掲載順位がどれくらい改善されているか調べてください。
もし効果が出ていなかったら、どこに問題があるか考え直してみましょう。
ダメだったときの原因を考えることは今後のリライトに必ず役に立ちます。
効果あるリライト方法のまとめ
ということで、今回の記事では、記事のリライト方法を紹介しました。
どれも検索順位を上げてアクセスを増やすために効果的な方法です。
ただし、リライトはあくまでもライティング作業の一部です。
あまり時間を取り過ぎて新規記事が書けないというのはよくありません。
リライトはやりはじめるときりがないので、ある程度時間と目的を決めてやるようにしましょう。